進路実現に向けて・・・「2つの決める」
3年生のみなさんに、改めて大切にほしい2つの「決める」について書こうと思います。
1つ目は、「決心」です。中学3年生での進路選択は、ほとんどの人が人生で初めての進路選択だと思います。今年度で義務教育が修了し、これからの人生は、自分の進路は自分で決めていくことになります。今回進路選択をするにあたり、すごく悩んだと思います。今の自分、未来の自分と向き合って進路を考えることは大変なことだったと思います。でも、今みなさんは自分の心を決めて、希望の進路を叶えるために努力しています。今一度、自分が進路を決めたときの心を思い出し、強い気持ちをもって進路実現のために頑張っていってほしいと思います。
2つ目は、「決断」です。希望の進路を叶えるためには、それに向けて努力する時間が必要不可欠です。限られた時間の中で、努力する時間を「つくる」ということは、今までの自分の生活のなにかの時間を「断つ」ことが必要です。テレビを見る時間やゲームをする時間、SNSを使う時間など、自分の好きなことをして過ごしていた時間を減らすことが必要かもしれません。もちろん休憩や息抜きの時間も取りながらメリハリをつけるということも大切ですが、自分の叶えたいことを実現するためには、なにかを決めて断つこと…「決断」が大切だと思います。大変なことですが、自分の心に強い想いがあれば、きっと行動に移せると思います。
中学校生活も残り少し…この2つの「決める」をしっかりと意識して、学年みんなで頑張る雰囲気をつくっていきましょう!!
初めての進路選択、そして進路実現、中学生にとって不安でいっぱいだと思います。自信をもって理想の進路を実現させるためには、「この進路にどうしても進みたい」、「そのために今は受験に向けて努力するぞ」といった気持ちをもつことが大切だと思います。学級通信を通じて、生徒に改めて2つの「決める」について考えさせ、その大切さに気づかせたいですね。

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