「行く」「去る」「逃げる」どんな時間を過ごしますか？
いよいよ今年度最後の学期、３学期が始まりました。
新しい年を迎え、みなさんそれぞれ前向きな思いをもち、３学期がスタートしたと思います。この３学期は今年度の「まとめ」であり、次年度の「準備」の期間でもあります。
（1年生）３か月後にはみなさんは２年生となり、先輩となります。次年度の自分のなりたい姿も想像しながら、３学期の日々を過ごしてくれることを期待しています。
（2年生）３か月後にはみなさんは３年生となり、最高学年となります。次年度の自分のなりたい姿も想像しながら、３学期の日々を過ごしてくれることを期待しています。
（3年生）３か月後にはみなさんは新しい環境に飛び出していくことになります。次のステージでの自分のなりたい姿も想像しながら、この学校での残りの日々を過ごしてくれることを期待しています。
さて、「１月は行く」「２月は逃げる」「３月は去る」と言われるように、新年を迎えてからの３か月は特にあっという間に過ぎていきます。１日は２４時間、１年は３６５日。この時間はどんな人にも平等に与えられています。そして、その時間をどう使うかは人それぞれです。
「何となく過ごす人」と「目標に向かって一生懸命取り組む人」では、同じ時間でもその価値は大きく変わります。この３学期、どんなことでもいいので、小さな目標を立ててみましょう。それは「朝の時間を有効に使う」「苦手な科目を１つ克服する」「部活動で新しい技術を身につける」など、身近なことでも十分です。
今年の干支は「巳（み）」、つまり蛇です。蛇は日本では「再生」や「成長」の象徴とされています。古くから、蛇が脱皮を繰り返して成長していく姿が、変化や新しいことに挑戦するイメージと結びつけられているのです。
みなさんも、この１年を新しい自分へと「脱皮」するチャンスだと考えてみてはいかがでしょうか。
３学期には、これまでできなかったことに挑戦する機会がたくさんあります。たくさんの挑戦を期待しています。
３学期は、本当にあっという間に過ぎていきますよね。１、2年生は学年の「まとめ」であり次年度への「準備」の学期です。3年生にとっては卒業式までのカウントダウンが始まる時期です。３学期はあっという間に過ぎる分、1日1日を大切に、目標を持って過ごしてほしいですね。
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